借金道
貸し手として仕事をして見えた事
貸し手として働いて一番収穫だったのは、
人を簡単に信用しなくなった、という事でしょうか。
いい事でもありますが、悪い事でもあります。
人の汚い面ばかりを見る事が多かったので、どんなに人当たりが良さそうな人でも心の底から信じる事ができなくなりました。
どんなに人当たりが良くて信頼できそうな人物でも、疑うようになったので、騙される事が少なくなりました。また、騙されそうな時に、そのサインを見つける事ができるようにもなったと思います。
まぁ、自分はうっかりものですから、これから完全に騙されない人生を送れるかというとそんな事ないと思いますけどね。
ちなみに貸し手の仕事の離職率はハンパなく高いです。多くの会社で新卒で入って1年以内で辞めていく率が6割を越すのが当たり前です。
それは上司とソリが合わなかったり、失敗が許されないという仕事内容がストレスになる場合もあります。
借金の返済から逃れようとする様は人の本性が出て来る
借金とは怖いものです。返済できなくなった時、人を追い込み、酷い行動に駆り立てます。
お金を借りに来て、騙そうとする人。自分の生年月日、名前の欄にウソを書く。
借金の返済が滞っている事を督促しても、やってもない銀行振込をやったと言い張る。小さな子供を玄関先に行かせ、居留守を使う、督促すると逆切れする。
どんな手を使ってでも、返さない。とりあえず逃げる。
どんなに誠実に対応していても、そういう場面に出くわすのが、貸し手の仕事です。
他人に同情するのが、業務上意味がない事になってくるのが普通だと思います。
本当は、貸し手の人は、こっち(借り手)の事なんて考えていません。
ただ、ちゃんと回収になるように、業務上の人間関係を演じているだけです。どんなに優しそうに対応してくれる消費者金融の店員も、裏では陰口を言っていると思った方がいいでしょう。
どんなに貸し手がいい対応をしてくれたとしても、それはその人の建前として受け取った方がいいです。
借り手としての最善は、私は金利で選ぶ事だと思います。
変な愛着なんか持たないで(そういう愛着ってあるんですよね。初めて借りた消費者金融会社だから、とか)、貸し手をどんどん金利だけで見ていくのが、一番いいと思います。
あなたに借金があるのなら、貸金業者の立場なんか考えず、自分の借金の事、自分の生活のだけを考えて借金と関わるのがいいと思います。
ニコニコしている貸金業者の人...、取立てになると別人のように変わります。全然優しくないです。むしろ"ドS"です。
できるだけ短い期間だけ利用し、借入先は単純に利率の低いところを選んでいく。そういう借金の仕方が一番いいと私は思います。
投稿者 sirou731 :
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